こんにちは。
今回から2回にわたって「ベトナムと日本のバイク文化の違い」についてお届けします。私は元自動車整備士という経験もあり、技術的な視点からも見たリアルな気づきをお話しします。
ベトナムは“バイク天国”
まず驚くのが、街中を埋め尽くすバイクの数。通勤時間帯はもちろん、日中もバイクの波が絶えることはありません。家族連れ・学生・高齢者まで、バイクは生活に欠かせない交通手段です。
「タイヤ」が軽くて細い
整備士だった私が真っ先に気になったのがバイクのタイヤです。ベトナムでは、日本に比べて細くて軽量のタイヤを履いたバイクが多く見られます。
理由としては:
- 道路事情により小回り重視
- 燃費・取り回し優先の設計
- コスト面での安さ(安価なタイヤの流通)
空気圧・溝の浅さにびっくり
一部では「空気圧がかなり低い」「溝がほとんどない」まま走行している車両も。整備の習慣があまり根付いていないのか、タイヤの状態に無頓着な人が多い印象も受けました。
日本のように定期点検や車検制度がないことも影響しているかもしれません。
違いを知れば見方が変わる
タイヤ1つをとっても、**「文化」「経済」「インフラ」**が複雑に絡んでいます。違いを知ることで、海外の生活にも理解が深まります。
次回は、**ヘルメットの使われ方と“三人乗り文化”**についてご紹介します!