こんにちは。
前回に続き、ベトナムと日本のバイク文化の違いを、元整備士の目線でお届けします。
今回は「ヘルメット」と「三人乗り」についてです。
ヘルメット義務はある、でも…
ベトナムでは法律上、ヘルメット着用が義務付けられています。ただし、実際には…
- 被っていない人も多い
- 被っていても“簡易型”の帽子のようなもの
- 顎ひもを止めていないケースも多数
見た目だけヘルメットという人も多く、安全意識に大きな差を感じました。
「3人乗り?普通です」
ベトナムでは、1台のバイクに3人乗り・4人乗りしているのもよく見かけます。子ども2人+親1人など、家族単位での移動手段として機能しているのが特徴です。
日本なら違反どころか通報されそうな光景が、ベトナムでは当たり前。最初は驚きましたが、それも文化です。
安全かどうかではなく、“現実的か”どうか
私たちの基準では考えられないことも、現地では必要に迫られて選ばれているライフスタイルであることがわかります。
大切なのは、「違う=ダメ」ではなく、背景や事情を理解する視点です。
異文化理解が働く上での第一歩
ベトナム人材の紹介・就業支援を専門とする私たちレイワークスでは、こうした文化背景まで含めてサポートを行っています。
これからも、現場で感じたリアルな気づきを発信していきますので、ぜひ次回もご覧ください!