~日本企業で働くうえでの国民性とは~
近年、日本で働く外国人材の中でも、ベトナム人の存在感はますます高まっています。技能実習生、特定技能、エンジニア、介護職など、さまざまな業種で多くのベトナム人が活躍しています。
しかし、採用を検討されている企業様からは、「ベトナム人ってどんな性格?」「日本の職場になじめるの?」といった不安や疑問の声をいただくことも少なくありません。
この記事では、ベトナム人の国民性や特徴を深掘りし、日本企業で働くうえでの強みや留意点をご紹介します。
1. ベトナム人の国民性 -「まじめで努力家、でも人懐っこい」
ベトナム人の性格を一言で表すと、「まじめで努力家、でも人懐っこくてフレンドリー」です。
まじめで真剣に仕事に取り組む一方で、プライベートでは明るく親しみやすい人が多く、集団の中でも比較的早く馴染むことができます。
主な特徴:
- 素直で学習意欲が高い
日本語の習得に力を入れる人が多く、指示やマナーを積極的に学ぼうとする姿勢が見られます。わからないことをそのままにせず、きちんと聞いて理解しようとする人も多いです。 - 上下関係を重んじる文化
ベトナムでは「年長者を敬う」「先生や上司の言うことを素直に聞く」といった文化が根づいており、会社での上下関係やチーム内の役割分担に対しても敬意をもって接する傾向があります。 - 責任感が強く、家族思い
「家族のために日本で働く」という強い動機を持っている人が多く、自分の役割に責任をもって取り組む姿勢が見られます。結果として、勤怠も安定しやすい傾向があります。
2. 日本人との共通点と違い
ベトナム人と日本人は、いくつかの価値観において似ている部分があります。一方で、異なる文化的背景もあり、違いを理解しておくことで職場での誤解やストレスを防ぐことができます。
共通点:
- 勤勉な国民性
日本人同様、ベトナム人も努力を重んじる文化があります。勉強熱心で、「もっと成長したい」という思いを強く持つ人が多いです。 - 協調性を大事にする
チームワークや調和を重視し、「自分だけが目立つ」よりも「みんなと一緒に頑張る」ことを大切にします。
違い:
項目 | 日本人 | ベトナム人 |
---|---|---|
指示の受け方 | あいまいでも空気を読む | 具体的・明確な指示を求める |
時間感覚 | 時間厳守が基本 | 数分程度の遅れに寛容(ただし注意すれば改善) |
感情表現 | 抑える傾向 | 喜怒哀楽が比較的はっきりしている |
たとえば、日本人の感覚で「空気を読んで察してくれるだろう」と思っていたことが、ベトナム人には伝わっていないというケースはよくあります。そのため、具体的に言葉で伝えることが重要です。
3. 信頼関係を築くためのポイント
ベトナム人は「人とのつながり」や「信頼関係」をとても大切にします。だからこそ、職場でも「話しかけてくれる」「名前を覚えてくれている」といったちょっとした行動が、大きな信頼につながるのです。
こんな対応が喜ばれます:
- 名前をしっかり呼ぶ(例:「グエンさん、おはよう」)
→名前を呼んで話しかけるだけで、距離がぐっと縮まります。 - 小さな成長を褒める
→「前より速くできるようになったね」「丁寧にやってくれてありがとう」と声をかけることで、やる気が倍増します。 - 昼休みや作業後に気軽な会話を
→ベトナム人は雑談が好きな人が多く、仕事以外の話もできると親しみやすさが生まれます。 - 文化や宗教的な配慮
→仏教徒やカトリックの方が多く、宗教行事に理解を示すことも信頼につながります(例えば旧正月「テト」の話題など)。
4. 日本の職場でベトナム人が活躍する理由
実際に多くの企業で、ベトナム人材は戦力として高く評価されています。特に以下のような職場では、ベトナム人の特性が非常にマッチします。
<向いている職場例>
- 製造業(集中力と手先の器用さを活かせる)
- 介護・福祉(人との関係を大事にする国民性が活きる)
- サービス業(明るく丁寧な接客ができる)
- IT・エンジニア職(理系出身が多く、スキル習得に積極的)
また、最近では日本語能力試験(JLPT)N3・N2レベルを持つ人材も増えており、日本語でのコミュニケーションも円滑に行えるようになってきています。
5. まとめ:違いを理解すれば、ベトナム人材は心強いパートナーに
ベトナム人の国民性や文化を理解することは、採用後の定着やパフォーマンス向上に直結します。
彼らは、まじめで素直、向上心にあふれた人材です。文化の違いはありますが、それを超えて強い信頼関係を築くことができれば、会社の大きな戦力となってくれるでしょう。
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